へ行こう!
黒島埠頭~黒島山~黒島海浜公園展望台 | ||||||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯ | ||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||
①新居浜東港の風景を撮りたくて、小久貢の方に戻り、
多喜浜埠頭を訪ねてみました。
港湾の最南部にある多喜浜埠頭から見た新居浜東港。
写真左に見えるお山がさっき登った垣生山で、いまでも島のような姿です。
その横、フェリー岸壁に停泊しているのがオレンジフェリー。
船尾方面に見えている数本のポールがある辺りは「にいはま 海の駅」マリンパーク新居浜。
海を挟んで写真左側は黒島埠頭。
工場が建ち並ぶ工業団地の後ろに黒島山。
上半分がクリーム色の船が青函連絡船だった羊蹄丸で、
今日はこの船を見たくて延々やって来たのです。
写真右端の小山が大久貢です。
その手前に見えている新柳川橋を-
渡って-
②大久貢を北から。
久貢山元は海に浮かぶ小島でしたが、
塩田開発で海と別れて以来、まさに陸の孤島です。
通りをまっすぐ東へ走り-
③突き当たりの丁字路を左折すれば-
黒島埠頭の工業団地を南北に走る通称「マリンロード」。
写真左(西)が工業団地、右(東)が昔からの黒島地区、
民家が立ち並んでる生活エリアです。
道の左側が大体、埋め立て地です。
工業団地の地図。
④道の途中にある漁業団地入口へ、右折。
「漁業団地入口」の看板が目印。
突き当たりで左折します。
名前は団地だけど、昔からの漁師町という趣きです。
道も狭いです。
クルマは、黒島港の方からアクセスを。
⑤カーブミラーのところで右折。
黒島山に向かって進み-
⑥丁字路を右折。
道なりに進み、左折したら-
駐車場の入口があって-
⑦黒嶋神宮です。
では、境内へ。
神額。
石段は短め。
内式 黒嶋神社 |
|||
神社名 |
黒嶋神宮、黒嶋大明神 |
||
鎮座地 |
愛媛県新居浜市黒島百七番地 |
||
祭神 |
大山祗神、木花咲耶姫命、天御中主神末社、天神社、松尾神社、稲荷神社、若宮神社、恵比寿神社、海神社 |
||
社格等 |
延喜式内社(伊豫國二十四社の内)、南朝勅願所、西条藩祈願所(六社内) |
||
沿革 |
斉明天皇西征の折、軍船中の大田姫が産気づき黒島に下船し、神社に安産祈願した所、 |
||
祭礼 |
大祭旧暦9月8・9日、現代は新居浜市統一に合わせている。 |
||
文化財等 |
西条藩主御墨付、各種古文書多数、境内林、市指定天然記念物「椿の群林」 |
||
安産祈願、厄除祈願、海上安全、交通安全、家内安全、試験合格、命名相談等に参拝者が多い。 |
|||
句碑がありました。
雨遷先生の句碑 |
||
雨遷は馬越(中山)三郎先生の俳号なり旧制西条中学、次いで三島中学で教鞭を取られ、俳句、和歌を愛された。 |
||
昭和61年4月吉日 |
||
「神苑を木深く灯し初詣」 |
||
前方の灯籠は宇田屋利兵衛の子孫が、祭、正月には火を灯して参拝者を向えた大晦日の光景である。 | ||
⑧境内に上がると狛犬さんがお出迎え。
久しぶりの狛犬コレクション、吽-
阿。
天然記念物 |
||
ツバキの群生林 昭和60年(1985)12月5日 市指定 |
||
黒鴫神宮境内に群生する椿は、ヤブツバキの類で、市内の山や林等によく見られる常緑樹ですが、このように、大・小さまざまのヤブツバキの生い茂る林はとても珍しいことです。 |
||
新居浜市教育委員会 |
||
神様にひと言ことわってから入山します。
2礼2拍手1礼、よろしくお願いします…。
ご神体はす、スライム、じゃありません。
三色の宝珠だそうで、赤は情、青は智、黄は意。
一念をこめて持ち上げると珠が軽くなるそうです。
さあ、山頂へ行くぞ!と拝殿の周りを探したら、
左奥に小径を発見!
おお! これはいい感じか!
と、たどってみたら-
森林の守り神だそうな、大松神社で行き止まり。
後ろは混んだ竹林で入れそうもない。
やっぱり、道はないのか…、ひとまず、引き返し。
次に境内の右側、小社が並んでるところに裏口が。
クルマが上がれる裏道みたいだけど、出てみよう…。
裏道にはただ下るだけ。
それじゃあと、左の竹林の方をよく見てみたら-
けもの道状の踏み跡が竹林の中へ!
そう、これが唯一のルートでした。
意を決して入ってみると、道はないけど、
意味ありげなピンクリボンが点点と結んでありました。
正直、このルート(しか無いけど)、
登山道でもなんでもない、ただのヤブ歩きです。
なので、ヤブやヤブ蚊が嫌いな方、
方向感覚に自信の無い方はマネしないでください。
道っぽく見えるけど、幻覚です (^^;)
リボンを追って登るだけ。
⑨それにしても、一体、誰がなんのために印を付けたんだろう?
タケノコ採りのためのただの印だったらどうしよう…。
山頂には近づいてるようだけど、不安でいっぱい。
⑩ああ、不安的中!!
竹林が終わったと思ったら、
山頂部分がササダケの密生したヤブに覆われてる!
心が折れかけましたが、辺りを見回すと、
ピンクリボンが左の方に続いていました。
リボンを追ってヤブの下を慎重に進みます。
20mほど進んだところでしょうか、
ふと、ヤブを見上げると-
⑪暗い穴が開いているのが見えました。
おまけに、その縁に誘うようなリボンがふたつ。
よじ登って近づいてみたら-
四つん這いでなら入れる高さと幅。
けものの寝ぐらか!?
怖かったけど、意を決して入ってみました。
な、なんと! 途中にもリボンがある!
これは人が作ったトンネルじゃないか!
帰りに撮ったトンネルの中。
密生したササダケの根元がみごとにえぐってトンネルとなっています。
まっすぐではなく、右へ左へ、
なにかを探しながら刈り進んだ様子が見て取れました。
必死になって探すものと云えば、アレしかない…。
一瞬、ヤブが途切れて明るい場所に出ますが、
穴はまだ続いており、また潜ります。
このときにはもう怖さよりも、
秘密基地を見つけた子供のような気分。
よくないと思いつつ、
そして、ついに…。
⑫黒島山山頂に到着しました!
三角点の周りが見事にキレイに刈られていました。
三角点にポールが立ててあるし、
三角点ハンターか測量士さんの御技に違いない。
いずれにしても助かりました。
じゃないと、こんなヤブじゃ、絶対にたどり着けなかった。
「黒島」四等三角点、標高は、52.77m。
驚きのお山歩探検でした。
って、またヤブトンネル潜って帰るんだけどね (>_<)
…ヤブ蚊を振り払いつつ、なんとか無事に下山し、次なる目的地へ。
④マリンロードに戻り、どんどん北に向かいます。
⑬次の目的地は「黒島海浜公園」。
ここは駐車場の入口です。
黒島海浜公園はグラウンドから遊具、キャンプ場まで備えた公園です。
地形のアップダウンをそのまま利用した遊具も楽しめます。
「黒島海浜公園案内図」
⑭でも今回はさらにマリンロードの終点まで、
進んだところの公園入口からアクセス。
ここから入ると-
スポーツ広場のグラウンドが拡がってます。
次に行くところはこっちじゃなくて、遊歩道を左に曲がって-
⑮北向いて歩いてくと階段があります。
夜のヒットスタジオ風?にカーブした階段です。
踏み面が広い階段はリズムがとりにくい。
スロープでいい勾配にも無理矢理、階段。
枝葉の隙間から東港の出入口が見えました。
グラウンドの東側へ下る分岐を過ぎると-
⑯本日の最終目的地、黒島最北端ピークにある展望台です。
この展望台の基礎は、さすが新居浜って形をしています。
分かりますか?
棒を差し上げる人型と云えば…。
そう、新居浜太鼓台がモチーフになんですねぇ。
展望台もまた階段…。
ひとつ登り切ったところからの眺めは大島ビュー。
最後は螺旋階段。
ここまで来たら、登るっきゃないのら!
がんばった人だけのご褒美パノラマ、どうぞ!
碧海に浮かぶ大島の最高峰は神田山。
西ノ山から始まる山山は、
雲もとれて赤星山も姿を見せてくれました。
二ッ岳、エビラ山も、東赤石山から西赤石山も、笹ヶ峰や黒森山も。
西日で影った垣生山。
最後に黒島のアップで。
三角点ピークは赤白鉄塔が立つピークの方が右後ろ。
ひとりごと | ||
三角点のヤブ・トンネル、すごかったです。 さて、黒島についてです。 こちらも古地図を載せておきます。 マリンロードの辺りには「北濱川」という川が流れています。 「黒島」という地名についてですが、『新居郡誌』には、
ざっと云えば、斉明天皇が筑紫に行幸中。 さてさて、今回、時間が無くて、海浜公園もまったく探検できなかったし、赤白鉄塔があるピークにも登れませんでした。 …ぶっつん! 左足のふくらはぎの中でなにかが切断した音がしました。 病院的には、 石鎚にしろ、皿ヶ嶺でも、高い山の上でなったら…と考えたら、ホントに怖いなって思いました。 |
||