へ行こう!
扇山~夢の里~円山 | |||||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮ | |||||||||||||||||||||||||
|
|
||||||||||||||||||||||||
①農免道路沿いの扇山入口から。
西に向かう坂を上って行きます。
1.5車線の広めの道を走っていると、
時々、「田ノ浦町民広場↑」の看板が目に入ります。
②途中、左にため池の入口。
今回のお山歩は史跡ひとつないシンプル旅なので、
ため池なんかにも寄り道しちゃったりします。
坂を上れば-
③すぐに奥池の堰堤。
周囲に国道や民家がないので、とっても静かで、
ちょうど日差しも柔らかく、
ついつい足を止めたくなってしまいます。
冬だからか、水はとっても清んでました。
改修工事竣工記念の碑。
農免道路に戻ったら、坂道上りの続き。
やがて、峠にさしかかるポイントで-
④以前から気になっていた不思議地形への入口がありました。
一昔前の地形図ではこの通り、真っ平らの空白地帯がありました。
まぁ、造成地だろうとは思っていましたが、
大規模だし、山中だし、で、気になっていた次第です。
最新の地形図上では不思議解消、道路が描かれています。
工業団地か、住宅地かまでは分かりませんが。
入口の看板には「夢の里」とありました。
意味ありげなネーミング (^^;)
きれいに咲いたウメを脇目に坂を上ると-
⑤「朝日ガス砥部太陽光発電所」とな!
広大な造成地に出ると、
左の土手の上に太陽光発電パネルが、
ずらずらずら~っと盛大に並んでました。
こんなところに太陽光発電所ができてたなんて、知らなかったぁ。
ちなみに、訪問時のひと月前の平成26年2月に発電が開始されたばかり。
できたてほやほや、でした。
ホコリもまだ乗ってないくらいのきれいなソーラーパネル。
柵に沿って進み、団地の中程へ。
太陽光発電所はかなりのスペースを占有していますが、
それでもまだまだ未使用の土地が余ってます。
元々は工業団地として造成されましたが、
全国的に工業団地はあまり放題な時代となり、
農村の活性化を主眼とした多目的用途団地「夢の里とべ」として転換されました。
朝日ガス砥部太陽光発電所 |
|||
所在地/伊予郡砥部町三角745番地3 |
|||
敷地面積 |
30,218㎡ |
||
出力 |
2,380kW |
||
発電量 |
約2,800MWh/年 |
||
CO2排出削減量(推定) |
約1,500t/年 |
||
着工 |
平成25年6月 |
||
発電開始 |
平成26年2月 |
||
上からも見たくなって、西側の土手にある砂利道を登ってみました。
整然と並ぶソーラーパネルは圧巻です。
これから黄砂の季節ですから、
パネルに積もるホコリを掃除して回るだけでも、
結構な仕事になりそうですね。
団地の南側はまだ手つかず。
発電所の東側、写真奥の方には、
丸い屋根した可愛いドームハウスが並んでいます。
ドームハウスを設計・施工・販売されてる会社がありました。
④夢の里の入口に戻り、峠を越え下ると-
⑥また山中に突然現れる施設。
建物は砥部町のゴミ処理場の美化センターで、
道路をはさんだグラウンドが田ノ浦町民広場の野球場。
写ってはいませんが、
写真左のガードレールの向こう側には天つづみ池があります。
かすかな記憶、記憶違いかもしれないんですが、
町民広場の場所って昔、ため池がありませんでしたっけ?
砥部町美化センター。
エントツも見当たらないし、静かだし、
ゴミ処理施設っぽくなかったです。
トイレを借りに、広場へ。
まぁまぁな山の中にある野球場、借りる人も多くなさそう。
美化センターとグラウンドの間を下って行きます。
⑦荒倉川の源流、後谷池に出会います。
ため池はただいま、池干し中。
ブラックバスとか外来魚をやっつける、
一番手っ取り早い方法だったりします。
堤に立つ「後谷溜池」の碑。
ため池の堤の角には田ノ浦地区への分岐があります。
ちなみに、下れば拾町、フジの裏手辺りに出ます。
ここから円山山頂まで上りです。
⑧くねくね、上って行きます、くねくね。
道ばたには農機具倉庫が建ってるくらい。
⑨道をはさむようなよう壁が見えたら-
田ノ浦集落へ越え出る峠。
田ノ浦集落は矢取川流れる谷に集まっていますが、
この峠部分にも数軒農家があって、左に曲がり-
集落を奥へ行き-
円山山頂へは、写真の分岐を左へ上ります。
ここからは農道です、狭いです。
⑩タイヤがスリップしそうなくらい、落ち葉がたまった急坂。
落ち葉のせいで、人が立ち入ってないような、
この先、行き止まりのような雰囲気を醸し出しています。
よその人が無闇に入り込みたがらない、心理効果があったりして。
でも、落ち葉ゾーンはわずかな距離で-
⑪円山の山頂部、みかん畑ゾーンに出ました。
こんな山の上まで開墾した昔の人って、ホントに凄い。
小屋の後方に見えるみかん畑の上部が丸山山頂です。
⑫山頂には、みかん畑の中を登っていかないとたどり着けません。
みかんの木の中を勝手に歩き回ると怒られますし、
出荷シーズンは害獣よけの電気柵で囲まれていて危険です。
もし、農家さんが作業されてたら、一声かけてから入らせてもらいましょう。
さて、登れそうな場所ですが、写真中央辺りに-
畑が分かれてる場所がありました。
山頂の茂みまで一直線。
ここを登ってみることにしましたが-
左右とも電気柵が張ってあるので、感電注意!
電線にもみかんの木にも触れないよう、
気をつけて登りました。
⑬茂みに着いたものの、入れそうな場所がなく-
左の柵に沿って10mほど進むと、林の切れ目がありました。
雑木林ですが、下草がないので楽に歩けそうです。
木立に入ってすぐ右に白い塊がありましたが-
なにかと思ったら-
大きな倒木でした。
⑭木立に入って十数mほどで、円山山頂に到着です!
山頂には三角点もないので、殺風景ですが、
ちょっと不思議だったのが-
最高地点に立つ木の傍らに立つ岩サイズの石。
石碑のように見えたけど、字の類いは一切確認できませんでした。
人工的に縦に立てられたように見えるけど、なんなんだろう?
⑬みかん畑に戻り、山頂からの眺めを。
⑫農道に戻りました。
農道の行き止まりまで、もう少し走ってみます。
ミツバチがぶいぶい飛んでました(撮影は下り向きで)。
暖かかったので、働き蜂も一斉に飛び交って-
箱の中は蜂蜜がたっぷり、なんだろうなぁ (^_^)
養蜂箱の手前に空になった巣が落ちてました。
⑮おおっ、なんか見晴らしのよさげな、
肩の部分がぷち草原ぽい場所に出ました。
木立で見晴らしのない山頂より、こちらの方がよっぽどいい場所です。
ムリに山頂に行くより、ここで万歳して帰るのがいいかも。
肩のプチ草原へ。
東に向かってなだらかに延びる尾根からは、
松山平野や東の山並みが一望できました。
アップで。
(写真左から)手前の鉄塔あるお山はひばりが峰、
奥に高縄山・大月山、北三方ヶ森、淡路ヶ峠、杉立山、芝ヶ峠、
観音山、福見山、明神ヶ森、東三方ヶ森、ヨソ山。
面木山、三ヶ森、瓶ヶ森、石鎚山、塩ヶ森・番駄ヶ森、
二ノ森、堂ヶ森、根無山、石墨山、小山岳、
善神ヶ森、陣ヶ森、皿ヶ嶺、大友山。
黒森山、遠ヶ森、北ヶ森、向山、障子山。
重信川が流れ、松山自動車道が通る松山平野東部、
平井辺りから重信、川内、荏原辺りをアップで。
雲の影がゆっくり移動してくのを見てるのも楽しかったです。
さっき寄り道した夢の里。
山頂を振り返って。
写真左のハウス側から木立の中を歩いて山頂まで行けるかな、
と思い、実はトライしてみたけど、
木が混んでて大変そうだったのでやめました。
ひとりごと | ||
お山歩の最後に七折梅まつりに行く予定だったので、ちょっと急ぎ目に扇山を下山。 |
||