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扇山へ
距離 約1.2km
標高差 約580m
一般道
林道・農道・私道
下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設

国道33号線、重信大橋からスタート。
橋の上から、山の間に見えているお山が扇山か円山かと思ってわざに寄り道して撮ってみましたが…。
後で調べたら、どちらも金毘羅山や坂面山が邪魔で、見えていたのは、ちょうど扇山と円山の間にあるお山でした。



「三角」と書いて“みょうか”と読む、三角交差点。
円山のある田ノ浦へは、こちらから入り、農免道路を進みます。
扇山へもこの交差点を右折し-

理正院(伊予21霊場16番札所・伊予13仏霊場12番札所)の脇を進む、
農免道路を1キロほど奥へ進んだところからも行けます。
(自動車はこちらからの方が道幅に余裕があるかな)
でもちょっと遠回りなので、ここから500m弱、国道を進んだ次の交差点-




パットゴルフ場がある押しボタン式信号交差点から直登しました。

交差点を右折し、狭い車道へ。

正面から直登するこの道は狭い上、急坂です。
徒歩の場合は近道なので、こちらからがいいでしょう。

畑から軽トラとかが降りてきたら、すれ違い大変。
自動車の方にはおすすめしません。




国道から150mほど上るとお墓の脇で二股に。
直登は右へ。
左へ曲がる道を進んでも山頂へ行けますが、少し遠回りになります(道幅はちょっと広め)。

分岐からがご覧の通り、轍の幅いっぱいの狭い道。
そして、すごい急坂。
スクーターもぶいぶい云いながら、
がんばって上ってくれました。



上部農道に合流。
丁字路右に下れば三角交差点からの農免道路に出ます。
山頂へは左へ曲がります。

上部農道も狭いので農耕車・地元車優先で。



壁に穴が空いた小屋のところで右にカーブしますが、
この場所は標高125mほどにもかかわらず-

このような見晴らしが楽しめます。

奥の山並みをアップで。
(写真左から)松山平野北面の観音山、福見山、明神ヶ森、東三方ヶ森もちらり、ヨソ山山塊。
桜三里方面をはさんで、面木山、三ヶ森、塩ヶ森、雪をいただいた石鎚山から堂ヶ森は雲に隠れ気味。
皿ヶ嶺連峰の石墨山や善神ヶ森も山頂部分が白く雪化粧してました。

カーブを曲がった後もまた急坂。




次の三叉路は右へ。
この辺りからは緩やかな傾斜地で、そんなに高度差はありません。

周囲はたわわに実ったみかんの畑。
ナニみかんかは分からないけど、美味しそう (^_^)

みかん畑の中に大きなアンテナが
ふたつそびえています。




ひとつ目のアンテナへ、寄り道。

NTTドコモの砥部北基地局です。

アンテナの基部からの眺めです。
先のパノラマに比べ、松山平野南部、皿ヶ嶺連峰から黒森山、障子山に至る山並みも見渡せました。
なかなかにいい眺めです。

以前、訪ねた県営総合運動公園、砥部動物園、こどもの城が置かれている大友山南麓の丘陵地をアップで。

農道に戻り、袋掛けされたみかんを尻目に-




少し上ったところにある丁字路を右に曲がり、ハウスに沿って道なりに行けば山頂ですが、直進方面にあるアンテナへ、また寄り道。



KDDI砥部町三角局のアンテナ。

西を遠望すると行道山の地デジ送信アンテナが見えました。

南側に向けて開けています。
扇山山頂は写真右端の方になります。



手前の丁字路に戻り、「74→」の方へ。

ハウスに沿って130mほど進むと-





74番送電鉄塔がそびえる-

丁字路があります。

前後の鉄塔は隣のお山。

「松山線 No.74」。
電線は天山の変電施設に繋がっています。

送電鉄塔でいつも撮ってる下からチラ見。

丁字路には花を付けたウメの木がありました。

この冬はとても寒くて雪はいっぱい降ったけど、
春はちゃんと来てます。 

丁字路は左折、上る方へ。



十字路はまっすぐ。

山頂に向かって緩やかな坂道。

道ばたに分解されたアンテナが横たわってました。
難視聴解消のためのTVアンテナだったのかな?



また道が分かれる丁字路、ここが扇山の山頂です、到着です!

ちなみに、丁字路を左に曲がっても-

右に曲がってもすぐに行き止まり。

山頂の三角点があるのは右に曲がる方の角にあって-

「大切にしましょう」な白い杭で見つけられました。
「落谷」四等三角点。
標高は、199.6mです。

丁字路を右に曲がったところからの眺め。
松山市街東部方面を遠望できました。
写真左端のアンテナはひばりが峰

アップにしてみました。
平野を横から見るような視点なので、ビルが建ち並ぶ市街地が東に向かって家並みを低くし、郊外の住宅街へと変わっていく様がよく分かります。
天山の丘陵地の奥は伊台の山並み、さらに奥に高縄山・大月山。
その手前に淡路ヶ峠、杉立山、観音山に代表される平井・小野地区の山塊、福見山や明神ヶ森、東三方ヶ森も。
写真左手前のお山に見える東屋のような屋根は-

遺跡が多数発見・出土した金毘羅山の山頂に再現された古代の物見台。

上ってきた道を振り返れば、東向きのパノラマ。

ヨソ山山塊から石鎚連峰、皿ヶ嶺連峰、障子山まで一望です。

丁字路を左に曲がった方で見ることができる眺め。

南の山並みは、(写真左から)北が森、向山、千里城山、水梨山、障子山、ザイモク山(仮)。

丁字路から西を見ると-

次に訪ねる丸山の山頂が見えました。


さて、次の円山目指し、下山します。
ひとまず、来た道を戻り、今度は農免道路へ降りることに。


分かれ道に気をつけながら坂を下り-


国道からまっすぐ直登して上部農道と出会った丁字路を、そのまま直進し-



扇山の北麓に回り込む車道を下って行きます。
この道もそんなに広くないので、
クルマの方は地元車優先、上手に譲り合ってくださいね。

北斜面は日当たりが悪いからか、雑木林です。



山頂から数分で農免道路に合流。
次の円山は左折方向。
右に下ると三角交差点。

この扇山入口を農免道路から見るとこんな感じの場所。
「田ノ浦町民広場↑」看板の手前にあります。



大雪にも見舞われた2014年冬。
公私ともに忙しく、なかなかお山歩に出かけられる暇がありませんでした。
やっとこさ、暇ができても、そんな日に限って雪だったり、雨が降ったり。
雪山お山歩とかしたかったのに、気がついたら、寒さも緩む3月、おひな祭りの日にようやく、出かけることができました。
と云っても1日限りのお休み。
疲れて仕事に差し障りがあるようなお山歩はムリだったので、まったくの近場で、前々から行こうと思っていたお山へ出かけることにしました。
家の用事を片付けて、家を出られたのは昼前。
砥部のお山なら、午後からでもなんとかなりそう、と思い、扇山と円山ならスクーターで山頂まで行けそうだったのでした。

扇山、円山ともに、地図に名前が載っていない無名峰。
地元の人も知らない方が多いような気がします。
両山の山名が登場するのは、トップページでも書きましたが、明治時代の古地図、『松山市近傍地図 2万分の1』。
明治32年に陸軍が作製したものです。
明治から太平洋戦争終結まで、地図の作成・管理は軍が独占していました。
地図という情報源は軍事的に最重要アイテムだからです。
陸軍には、国内外の地理、地形などの測量・管理等にあたる「陸地測量部」が存在していました。
陸地測量部は現在の国土地理院の前身に当たる国の機関です。
 『松山市近傍地図』の砥部周辺。
 扇山。
 円山。
(画像部分が灰色のまま、表示されない場合は、このページを一番下までスクロールしてみて下さい)

『松山市近傍地図』にしか乗っていない山名はほかにも複数存在します。
明治時代にこのような等高線がしっかり入っている地形図が作成されていたことは驚きに値します。
この地図が当時のまま、国土地理院に引き継がれていたら、山名も残ったのに。

さて、扇山は国道からも近く、登ってみれば見晴らしもいいので、例えば、北隣にある古墳の山・金毘羅山とセットで、健康のためのお散歩コースにするのもいいかもしれません。

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