善神山~前々司 | ||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱ | ||||||||||||||||
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①次はおまけ、にしては往復2kmの行程、
善神の尾根歩きの続きです。
善神山山頂入口の三叉路から、まず、下ります。
V字な鞍部へ、まぁまぁな下り坂。
②鞍部。
ここでやっと昼食タイム。
というのも、どこもかしこも風が強くて、
ストーブを使える場所がなかったから。
この鞍部だけは風が微風で、火が使えました。
今日は「きのこソースのペンネ」。
出来上がりまで、ワンセグ見て暇つぶし。
ワンセグはNHKと南海放送が受信できました。
できあがり!
とろっとしたソースが、即席の割に美味しかったです。
充分休息した後、皿ヶ嶺縦走路目差し、
歩き始めました。
鞍部だから、まずは登りから。
③倒木のある小ピーク。
④ツガの巨木の先に-
またロープのある急坂。
⑤ロープを使って登り切った先の小ピーク。
その先はまた路肩が崩れた細尾根。
岩も出てるし、足下注意。
おしゃべりに夢中になってると危ないぞ。
⑥縦走尾根に近付くにつれ、ササが目立ってきます。
ササの小ピークを越えればまた下り。
尾根上にしか道がないから、
赤テープは余分かな。
⑦また登り。
凸凹してる分、距離もかさむし、体力も余分に消費します。
チョコレートみたいな、
すぐエネルギーになる間食を用意してるとバテにくいです。
今回は「ブラックサンダー」を持って行きました。
⑧次の小ピークの向こうに前々司が見えてるけど、
まだまだ先。
しんどくなってきたけど、
いまさら引き返すのももったいない。
歩け、歩け。
ひとりぼっちの山歩きは、
自分の心が話し相手。
⑨いくつ目の小ピークだろう…。
日当たり良さげだけど、新緑の頃を過ぎたらきっと日陰になる。
戦後の大伐採を免れた大きな木も、
いま頃、緑緑と葉をまとっているでしょう。
⑩表面がササに覆われた緑色の小ピーク。
パッと見、緩やかそうに見えるけど、
ピークに近付くにつれ、斜度が増し-
1本目のロープ。
2本目のロープ。
3本目のロープと登り継ぎます。
⑪次のピークへ-
また下ると-
⑫今度のピークはもっとも手強い岩峰でした。
向かって右側は崖になっていて、
尾根が繋がっている左側をよじ登り、
トラバースしていくようです。
いままでで一番急です。
ロープがあるからどうにか登れますが-
ロープを登り継ぐほどに高度感も増すし-
右側はこんな急斜面。
左だって楽じゃない傾斜。
正直、高いところが苦手なので、怖かったです。
ロープが結ばれた先は山頂へは向かわず-
山頂の脇、左(東)側の斜面を横切ります。
ここは路肩、というか道自体が崩れているところもあります。
一応、ロープがあります。
でも、ロープに全体重をかけると切れたとき、即滑落。
足下を確かにしつつ、渡りきりましょう。
⑬怖い思いをしながら、クリア。
縦走尾根から来る人のために、
小ピークは登りませんよ的な「←善神山」道標。
登らない小ピークを振り返って。
向こう側は崖なので、近寄りませんでした。
縦走尾根までもう少し。
右奥に見えた陣ヶ森のアンテナ施設。
この先、道はササに少し隠れながら登り続け-
⑭小ピークの右(西)側を巻いて-
⑮小ピークの裏に続く尾根に合流。
⑯気がつけば、木立のブラインド越しに見える縦走尾根や、
その尾根に生えてる木々の輪郭がハッキリ見えていました。
もうすぐ、ゴール…。
周りの木も針葉樹からブナに変わってきました。
でも、またロープのある急坂。
2組のロープでどんどん登りますが、落ち葉で滑るのがやっかいでした。
⑰さあ、今度こそ、最後の登りです。
ササに覆われた木立にゆるゆるとうねった登山道をたどり登ると-
ああ、またロープの急坂。
えっちらおっちら、なんだ坂、こんだ坂♪
⑱ロープが終わり、緩んだ斜面を登ったら、
皿ヶ嶺連峰縦走尾根がそこにありました。
前々司(1253m峰)に到着です!
善神の尾根を振り返る形で。
写真を横切るのが皿ヶ嶺連峰縦走路で、
写真左は上林峠・皿ヶ嶺方面、右は井内峠方面です。
こちらは上林峠・皿ヶ嶺方面。
広い道幅いっぱいに落ち葉の絨毯が
敷き詰められています
こちらは井内峠方面。
奥に見えているピークは-
善神ヶ森(奥善神山)です。
縦走路にはひときわ大きなブナ。
南側、久万方面の山並みです。
(写真左から)雑誌山から中津明神山にかけての山並み。
こちらは、大川嶺・笠取山のカルスト台地。
松山・東温側は木立のブラインドの向こう。
かすかに見える遠くの街並みも、木が葉を付けたら見えなくなる、
冬枯れた森だからこその風景。
さて、来た道を戻らなきゃ…。
それが一番、大変 (^^;)
ひとりごと | ||
前善神山、善神山と巡り歩き、善神山入口から南へ下った鞍部で昼休憩。 善神の尾根は2万5千分の1地形図で見るとゆったりとした尾根のように見えますが、実際は、かなり凸凹しています。 岩場なピークはロープがあってもちょっと怖かったです。 そして、何年かぶりにたどり着いた皿ヶ嶺縦走尾根の前々司(1253m峰)。 さてさて、前々司からの帰りですが、トラブルもなく、すいすい下れました。 最後に、当サイトで使っている善神の尾根という表現は、支尾根や皿ヶ嶺連峰の縦走尾根と区別するために用いました。 |
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