へ行こう!
大山祇神社~生樹の御門~わくわくパーク | |||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱ | |||||||||||||||||||
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①入山のご挨拶も兼ねて大山祇神社にお参りしませう。
ガードマン的な狛犬さん。
狛犬コレクション、吽と-
阿。
境内に入ってすぐの神社の由緒書き。
日本総鎮守 大山祇神社由緒 |
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大山祇神社は、瀬戸内海のなかでも特に景勝の地である芸予海峡の中央に位置して、大小の島々に囲まれた国立公園大三島に、日本最古の原始林社叢の楠群に覆われた境内に鎮座している。 |
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②境内に入って右に現れる四角い緑地は「
豊作を祈願して田植えが行われる神田。
16名の早乙女が白衣に、
春が早苗を植え、秋は稲を収穫する神事が行われます。
奥の御桟敷殿の前で披露されるのが「一人
毎年ニュースになりますね。
③参道に若々しい門が建っています。
鎌倉時代に焼失して以来、688年ぶりに再建された総門です。
古図を参考に本殿修理にかかわった旧文部省技官が設計図を作成、
10年以上かかって集めた寄付金を元に再建されました。
高さ約12m、幅約10m、奥行き約5m。
総ヒノキ造りの2層構えで、各層の屋根は銅板ぶきです。
狛犬コレクション2、吽と-
阿。
総門再建は2010年、2005年に来たときは奥まで見通せました。
神社を守護する木像「随身像」。
後ろ姿。
④総門をくぐると、広々とした広場のような参道に、
クスノキの巨木が影を落としています。
左側に建物が並んでいて、
手前から神馬舎、馬神社、斎館、社務所、十七神社。
境内奥側、社務所の近くに-
⑤ひときわ幽遠なたたずまいを魅せる古木が聳えています。
日本最古、天然記念物の「雨乞いのクスノキ」です。
樹齢3000年…。
縄文から弥生に時代が変わろうとしていたころに芽生えたのかぁ…。
実はすでに枯れています。
でも天然記念物に指定されています。
⑥そして、左の十七神社、右の手水舎、葛城神社の間、
境内に立ち入ったときから存在感ありすぎる巨木があります。
「乎千命御手植のクスノキ」です。
樹齢2600年…。
巨人が腕を振りかざしているような姿。
樹高15.6m、目通り幹周り11.0m
根元にはまっくろくろすけが棲んでそうな洞があります。
本殿側から。
地の底からなにかがほとばしり出ているかのように枝葉を拡げています。
では、拝殿へ、石段を登ると-
⑦神門。
日本総鎮守 |
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御祭神大山積大神は天照大神の兄神で山の神々の親神に当り(古事記・日本書紀)天孫瓊々杵尊の皇妃となられた木花開耶姫命の父神にあたる日本民族の祖神として、和多志大神(伊豫国風土記)と申し上げる、海上安全の守護神である。 |
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狛犬コレクション3、吽と-
阿。
⑧ぐるりと囲む、右が北回廊、左が南回廊、正面が拝殿。
2礼2拍手1礼…、いいお山歩に、無事下山できますように。
御簾の向こうに大神様がおわします。
⑨では、お山へ。
神門を出て左(南)へ、宝物館のある方へ。
境内を出る石段の手前に-
「河野通有兜掛のクスノキ」
枯死していますが、樹齢1000年故に、国の天然記念物です。
南回廊の側にも巨樹が聳えています。
この巨樹には名はないものの、天然記念物です。
写真を撮ったり、見上げてたりしてたときでした。
ばさばさっ!
な、なんか、落ちてきた!
顔ほどの大きさの樹片が、枯れた枝の部分から剥がれたようです。
真下に誰もいなくてよかった~。
神様に手を合わせたおかげかな、ありがたや。
(いや、本殿を撮ったバチが当たった!?)
⑩石段を登り、明治川を渡って車道へ出ます。
せとうち茶屋横から始まる緑色の遊歩道と合流。
この丁字路の角にあるのが、
全国の武具関係の8割も所蔵する国宝宝物館&海事博物館。
入館料は、一般1000円・大高生800円、小中学生400円です。
子供のころに一度入ったっきり、以来、今回も時間がなくて入場できず、
義経の赤い鎧、見たかったなぁ。
明治川に沿って歩いて行きますが、角にある-
大きな
⑪緑色の舗装路を川に沿って歩き、100mちょっとの4つ角。
登山口のある安神山わくわくパークへは右折。
「安神山ワクワクパーク →
← 奥の院・
生樹の御門が気になったので、またまた寄り道。
「30m先右折」は「30m先を右折したところにある」じゃなく、
単純に30m先を右折しなさいってだけ、ちょっち早合点。
⑫集落の裏路地を抜け、農地と草地が混在したような場所を矢印に導かれて、約200m歩くと-
⑬小山かと見まごうばかりに巨大な木がありました。
何本かの木が合わさってひとつに見えるのだろうと思ってたら-
それはそれは巨大な、見たこともない化け物のような一本の木でした。
近づいてみると、木が階段を呑み込んでるように見えました。
さらに歩を進めると、
階段は根元の洞の中へ続いているのがわかりました。
この大木こそが生樹の御門でした。
なぜ、生樹の御門なのかは-
一目瞭然。
大木の根にできた洞を門のように通り抜けられるからです。
薄暗い洞の中に入ってみました。
こぶのようなところにお供えやお賽銭が置いてありました。
お札かおみくじか分かりませんが、結びつけられていたり。
高さは、腰をかがめて石段に手をつき、やっと通れるくらい。
鍾乳洞のような造形の天井。
木の中にいるという不思議な心地。
裏から。
裏側の方が入り口が少し広いかな。
大きく二股に分かれていて、一方は樹勢がなく-
道路側の幹は大きな手のひらのように旺盛でした。
隣にシュロも生えてます。
生樹の御門の脇の道を奥へ行くと-
⑭大山祇神社の奥の院があります。
でも、見かけが想像より質素だったので、
最初は民家か蔵かと思ってしまいました。
神社の本地仏を祀っていたお寺・神宮寺の奥の院で、
元神宮寺とも呼ばれています。
⑪の四つ角から再開。
道標の「安神山ワクワクパーク →」の方へ曲がり-
坂を登ります。
おまけ。
大三島のマンホールはみかんがモチーフ。
⑮坂の上には公園がありました。
「わくわくパーク」です。
公園の入口には駐車場があります(写真左)
赤煉瓦の道が遊歩道&登山道です。
「← わくわくパーク 自然研究路・遊歩道」
公園は緩やかな斜面に広場が段状に繋がっています。
最初の広場は緑地のようで、これと云ったアイテムもなく、
その広場の縁をなぞるように煉瓦の道が上って行きます。
公園の入口辺りでこれくらいの高さです。
作業車が出入りできるように後で整備されたのかな?
⑯上の段はアスレチック風な遊具や休憩所のあるスペースとなっていました。
公園の案内図もあったんですが、
地図部分は色あせて判読できませんでした。
安神山の山頂を望めます。
険しそうな岩峰だなぁ、どうやって登るんだろう? 心配…。
⑰煉瓦坂を登り詰めると、遊歩道はいよいよ、森の中へ。
雰囲気的には、ここから登山って感じかな。
「安神山 0.8km →」
鷲ヶ頭自然研究路は、えひめ森林浴88カ所の68番。
森に入ってすぐ、左上にお堂、
右下には柱だけを残して崩れた小屋がありました。
大山祇に関係のあるお堂なのかな?
路面はコンクリートで簡易舗装してあります。
土の方が足裏には優しいけど、
凸凹やぬかるみがない分、速度は維持しやすいです。
⑱自然研究路が二手に分かれます。
左の階段が安神山へ安全に行けるコース。
「自然研究路 安神山・鷲ヶ頭山 →」
右は、安神山にも行けるけど、鎖場を登らなきゃならないコース。
終点は入日の滝、麓をトラバースする遊歩道です。
ひとりごと | ||
大山祇神社は、とにかく立派な神社です。 大山積神は、 境内に入ってすぐ右に小さな緑地は 広場のような境内の入口にある総門は、前来たときにはまだありませんでした。 神話の神様ゆかりの神社なので、境内に生えてる木も神様に匹敵するくらいの年齢を重ねています。 本殿も一度焼失し、室町時代の天授2年(1378)に再建されたものです。 その後、さて、お山へと、宝物殿の側から境内を出ようとしました。 太鼓橋を渡ると、国宝がたんまり収蔵されてる大山祇神社宝物館があります。 さて、上記では神社を出た後、生樹の御門を紹介していますが、タイムライン的には下山後に訪ねました。 わくわくパークも、平日だったので人の姿なし。 |
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