松山/重信 高森山
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下記写真の場所
送電鉄塔・アンテナ施設
見晴らしあり

帰りは、往きにスルーしてきた送電鉄塔などを、
寄り道しながら下りました。

「樋口」三角点の少し上にある紅白の送電鉄塔へ。
この登り口から-

ほぼ真っ直ぐ登る山道を、落ち葉を踏みしめながら登ると、すぐに-



鉄塔へ。
結構、高い場所にあるので見晴らしを期待してたけど、
雑木に囲まれてました。

「松山幹線No.29」 

下から見上げて。

30番鉄塔への巡視路は-

北西側に続いていました。

松山幹線は畑寺の淡路ヶ峠から続いています。



麓からの林道と市境尾根が合流するポイントにある、
展望ヘアピンカーブ。
往きは写真も撮らずにスルーしちゃったけど-

南斜面が伐採してあって思いの外、いい眺めでした。

暮れなずむ空の下、重信の町並み。



お次は、山頂側にあるこの登り口から-

緩い坂を登った-



尾根に立つ鉄塔へ。

「重信線No.45」「畑寺線No.7」と-

「重信線No.46」と「畑寺線No.6」の4枚プレート付き。
1塔に複数の高圧電線が通ってるので、
こんな表記になってるみたいです。

ここは意に反せず、いい見晴らしでした (*^_^*)

西の空が夕焼けっぽくなってきました。

夕暮れる空。

一方、東の空は-

前日の雪をかぶった頂が夕陽に照らされ、輝き始めていました。

  

中でも一際、目立っていたのは、名峰・石鎚山でした。
東温市のいろんな場所から石鎚山はよく見えるし、
今回の山行中も度度、目にしてきたけど、
ここからの眺めが一番、思い出になったかな。

石鎚山をアップに。
いいカメラが欲しいと思った瞬間でした。

麓側からの巡視路への降り口。
林道を歩いて登るのなら、
この鉄塔への寄り道はありだと思います。

次は、往きに寄った46(6)番鉄塔はスルーして-



ミカン畑の下の登り口を入り-

ちょっと狭めの巡視路をとぼとぼ歩くと-



木立に囲まれた鉄塔へ。

ここもナンバープレートが4枚。
ナンバーは同じだけど、
「1L」「2L」ラインが異なるらしく-

「重信線1L No.47」「畑寺線2L No.5」

「重信線2L No.47」「畑寺線 No.5」

こちらも麓に下る道が繋がっています。



最後に、一番麓の舗装された分岐から-

1車線幅の小道を上ると-



  

尾根の先に畑がありました。
畑を前に左右分かれた道の、左に登る小道は-

畑の脇を登り、の47(5)番鉄塔へ。

右に曲がると、落ち葉の道がやがて-

二股に分かれ、右へ行けば-



送電鉄塔の真下へ。

ここも1L、2Lで4枚プレート。

「重信線1L No.48」「畑寺線2L No.4」

「重信線2L No.48」「畑寺線 No.4」

いっぱい写真を撮りながらのゆっくりお山歩だったから、
すっかり日暮れ。
ここまで下れば、東温市総合公園は目の前。

手前の角い建物がアクロス、
奥の丸屋根がツインドーム重信。

巡視路は麓へと続いていて-

鉄塔直前で分かれた道を合流し、
いずこかへと下っているのでした。

ひとりごと

帰りは行きにスルーした送電鉄塔を見て回りながら下りました。
この林道沿いの尾根は高圧送電線がたくさん越えていて、鉄塔もニョキニョキ。
今回はお昼からの遅いお山歩スタートでした。
寄り道ばかりしてると、肝心の山頂を西日で暗くなって踏めなくなる恐れがあったので、鉄塔見学は後回しにしてました。

中でも、45(7)番と46(8)番の4枚プレートが付いた鉄塔から石鎚山がとてもよく見えて印象的でした。
石鎚山は林道走行中もカーブなどからちらりはしてたんですけど、写真をきれいに撮れるくらい開けたところはあまりありません。
雪をまとった石鎚山が夕陽にほんのり染まり、ちょっとしたご褒美気分になりました。

麓から徒歩で山頂を目指すなら、巡視路に寄り道して歩くのも面白いかもしれませんね。
舗装された林道は歩きやすいけど、足にこたえるときもあるし。
土の道で自然とふれあい、ときに見晴らしも楽しみながらなら、長い道のりも気が紛れるでしょう。
帰りこそ林道でとっとと下るかな。
途中で日吉谷に下る登山道でエスケープもできるけど。

この界隈は、畑寺の淡路ヶ峠麓にある変電所を起点に東へ延びる送電線がいっぱい走ってます。
その保守のための巡視路が送電線を追いかけるように谷を越え尾根を越え、小ピークを繋いでいます。
かつての山仕事用の道、森林保護のための道、旧街道、旧往還が時代の変化と共に荒れてどんどん廃道化しています。
でも、巡視路だけは唯一整備されたお山の歩道になっています。
巡視路は必ず山頂に向かう道ではないけれど、自然歩道的に楽しめます。
いつか、巡視路だけを歩いて畑寺から横河原まで横断してみたいなぁ。
アップダウンも厳しい長い道のりになりそうですけど、興味は尽きません。

さて、遅いスタートだったお山歩ですが、日没までには帰宅することができました。
けれど、安全を考えれば、午前中スタートが鉄則です。
高森山は整備された登山道がない上、人の気配がないので、道迷いを始め、どんなトラブルに遭遇するか分かりません。
ゴミの不法投棄に怒った暴れイノシシにお説教されるかも (^^;)
時間に急かされ、焦って行動すると判断ミスを起こしがち。
浮き石踏んで足を痛めたり、路肩を踏み抜いて滑落したり、よろしくないことがありがちです。
高森山に限らず、お山歩は早起きしてお出かけ下さいね。

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