へ行こう!
桜三里~湯谷口~田滝~登山口 | |||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯⑰⑱⑲⑳ | |||||||||||||||
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①国道11号線、桜三里を越えて丹原へ。
訪問時はサクラの季節。
鞍瀬入口の落合交差点のサクラがいい感じに咲いてました。
春はホントに華やかでいい季節。
気温もちょうどよくて、ぽかぽか日和。
八重桜をアップで。
さらに下って、道前平野に出る直前の「梶」バス停辺りもいい桜並木。
②平野に降りて初めての信号交差点。
湯谷口交差点を左折して丹原へ。
写真は交差点手前にある、
せとうちバスの「湯谷口」バス停。
北へまっすぐ下りながら中山川を渡る直線からは、
黒滝山や木久ヶ森のある丹原山地の山並みもちらり
(黒滝山、木久ヶ森はまだ見えません)。
二車線の県道48号壬生川丹原線はやがて北東へ大きくカーブし、
坂を上って田園地帯へ。
③「← 関屋」の案内のある信号交差点を左折し、
県道152号寺尾重信線へ。
曲がってすぐ、右側に太陽光発電パネルが並んだ場所から、
黒滝山、木久ヶ森がやっと見えました。
空き地に太陽光発電パネルが並ぶ光景、
この頃、珍しくなくなりましたね。
④信号交差点から700mちょっと進んだ丁字路を右折し、
田滝地区へ向かいます。
ちなみに、この道をまっすぐ行くと窓峠から重信川源流部、
東温市山之内に出られます。
山裾に向かっていく直線路。
辺りは高い建物が一切無い農地が拡がっているので、
東三方ヶ森を頂点に東に向かって徐々に標高を下げていく、
丹原山地の山並みを一望できます。
⑤関屋川を渡る大倉橋から。
丹原山地をアップで。
写真左の鞍部に東温・丹原境の窓峠、
頂上だけ覗いてる丸鈴山、黒滝山、木久ヶ森、大山。
丹原のお山は無名峰が多く、
これら黒滝山も木久ヶ森も大山も地形図上は無名峰扱いです。
⑥橋を渡ってすぐの辻を左折。
田滝にはもう少し先にある辻を曲がってもOK。
関屋川沿いの土手をさかのぼります。
川はやがて分かれ、田滝川と名を変えます。
川沿いには豚舎があったり、しばし匂いが (>_<)
⑦左に田滝橋のある丁字路を右折し、
田滝の集落へ寄り道する形で入って行きます。
お急ぎなら、田滝川沿いの小径の直進も可能。
黒滝山、木久ヶ森も身近に。
ただ、黒滝山は手前のお山が邪魔をして山頂の輪郭だけが見えてます。
右折して集落へ入ろうとした矢先、
民家の庭先に立つ大きな2本の幟が目に飛び込んできました。
4月初旬、丹原各地で春祭りが行われますが、
ここ田滝では黒滝神社が中心となって行われています。
幟の文字は「黒滝神社當元」。
“当元”とは神社や神事、お祭りの総代のことです。
玄関に注連縄も張ってあったり、
今年はこちらのお宅が総代をお勤めされるのかな。
当元のお宅の隣にあった、ニワトリ姿の可愛い無人タマゴ販売所。
近くの養鶏場でとれた産みたて、こだわりのタマゴを売ってます。
ちょっと離れたところに旧「黒滝神社」バス停。
※現在は廃止。
田滝地区は標高にして150mほど。
関屋川扇状地と呼ばれるの扇頂付近です。
南に目を向けると石鎚山系を望むことができます。
⑧Y字路を左にくぃっと曲がります。
進路的には、写真左、ニワトリな格好の無人販売所から来て、
中央の道へ入ります。
その角にあった石碑。
「新四国第55番札所東光山奥之院 是より470米」。
⑨Y字路から120mほど、黒瀧神社があります。
さっきの幟にあった黒滝神社の-
遙拝所です。
この後訪ねる黒滝山中腹にある黒滝神社が本殿で、
奥の院と呼ばれています。
お出迎えしてくれる狛犬コレクション-
吽と-
阿、どこかコミカルな表情です。
二礼二拍手一礼。
無事入山無事下山をお願い。
お参りが済んだらお山歩再開。
境内に向かって右の道を進むと、
土手に出る直前に、山之神神社。
⑩田滝川を左に見ながら谷を上って行きます。
扇状地の頂上らしいなだらかな地形を活用した農地が、
谷の奥まで続いています。
途中、写真の黒滝橋などありますが、
渡って対岸をさかのぼってもたどり着けなくもないですが、
遠回りになります。
⑪新緑パワーあふれる谷をさかのぼってる途中、
鉄のフェンスに覆われた広い敷地がありました。
「瀬戸内海サーキット」。
四輪やカートのサーキット走行が楽しめる施設です。
訪問時はレース開催日じゃなかったので静まりかえっていましたが、
定期的にカートの大会などが開かれてるようです。
また、サーキット場ですがライセンス不要、
一日5、6千円でフリー走行が楽しめるそうです。
ここなら対向車や人に気を遣わずともドリフトし放題です。
サーキット場を過ぎたら桜並木がありました。
この辺りは元元、田滝の集落があった場所です。
明暦年間(1655~58)の頃、山津波、大規模な土石流が発生、
壊滅的な被害に見舞われ、現在地へ移転しました。
写真右の森には当時の氏神、中之谷氏神神社がいまも鎮座しています。
⑫田滝川の支流・中之谷川に架かる中之谷川橋を渡ります。
ダンプカーが度々通るせいか、橋の欄干が一部、破損しています。
⑬砂利道になりました。
ダンプカーが通ると砂埃が酷いです。
砂埃が目に入りそうだし、我慢してると息苦しいし。
⑭採石工場。
丹原の奥地も採石場が多く、
経済活動と引き替えにはぎ取られた山肌が無残な姿をさらしています。
道沿いは、ご覧の通り、
まるで採石場の敷地の中に入り込んだかのような風景が続き、
一瞬、道を間違えたかな?と思ってしまいましたが-
砂利道をさらに進むと-
簡易舗装になりました。
ここまで来ると谷も狭くなり、畑は林に変わりました。
⑮写真の分かれ道は右へ、林の中を進みます。
左へ行くとUターンする形で田滝川の対岸側に出て、
⑩の黒滝橋を渡った道と合流します。
⑯このまま山ん中、森ん中に入ってくのかと思ってたら、
急にサクラの園が出現。
農園のようで、結構、広いです。
その通り。
柿・いちじく・すもも・栗の収穫体験ができる、
観光農園「はっきり農園」さんだそうです。
⑰農園を過ぎるといよいよ道の傾斜が大きくなり、
路面の状態も悪くなって山道っぽくなってきました。
隣の田滝川は急な流れになるのを抑制するために、
河床が階段状に整備されています。
⑱錆びたゲートがありますが、開いてます。
ここからは林道扱いな感じ。
スギの落ち葉に路面を流れる水でスリップ注意。
木漏れ日の急坂をそろそろ上り詰めると-
⑲左側(川側)に駐車できる空き地が段々にある場所に着きました。
なにかしら雰囲気を感じさせる場所だったので、
ブレーキ握って坂に足を着いてキョロキョロすると、
やっぱりここが黒滝神社参拝口、黒滝山登山口でした。
駐車できる段の上は道が二股に分かれていて、
左の道の方には簡易トイレが設置してありました。
登山口は右側・山側です。
山側に古めかしい石碑がありました。
自然石の表に達筆な「黒瀧神社」の文字。
石柱には「奉献千本杉」。
林道の続きは簡易トイレのある側、左に分かれた道です。
左に分かれてすぐ、鋼鉄製の橋があります。
橋の上から上流を見ると、2段の大きな砂防堤がありました。
林道は一旦下流側へカーブした後、上流へ。
さて、登山口ですが、鋼鉄の橋の上から振り返り見ると、
ちょうど正面に当たる斜面に-
あります。
手前の木には善人杖がありました(長すぎるものもあったけど)。
石碑と大きな岩が登山口の目印。
「右 黒滝神社登口」の碑の根元にある2枚のプレートは-
「黒滝神社奥の院 歩いて約20分 →」と
「← 歩いて約20分 この先 滝あり」。
滝は上流を遡り、左に分かれた川筋の先にあるみたい。
で、ちょっと滝の方へ行ってみました。
道の先を塞ぐ砂防堤を登る階段がありました。
くの字の階段を登ると-
堤防の上に出られます。
道はありませんが、柵の脇を抜け、河原を歩いて行くようです。
ちなみに、この写真の場所からも黒滝神社・黒滝山の登山道に入れます。
(この写真の後ろ側に山に向かう階段があります)
というか、こっちから入山した方が実は安全だったりします。
⑳河原に出ましたが、増水で流されたのか、
道の形跡はまったくなくて、河原を歩いて行くと-
登山口の略図の通り、川は二手に分かれてました。
滝は左側の川を遡った先にあるようですけど、
堤防は高く、乗り越えにくそうだったので、撤退しました。
想像ですが、下で分かれた林道が対岸を通ってるので、
河床を遡るより、林道を上手に使って、
ふたつの堤防をパスして河床に戻った方が楽そうな気がします。
ひとりごと | ||
まだ桜の頃、お山歩に出かけました。 この日はとてもいいお天気でした。 久しぶりの田滝地区。 さて、今回の田滝はまったくの晴天。 田滝の集落にある黒滝神社は、田滝山の中腹にある奥の院を遙かに拝むための遙拝所です。 田滝地区には、400年以上も前から伝わる、ある踊りがあります。 田滝地区に足を踏み入れてすぐ、黒滝神社の幟が目に入りました。 遙拝所で入山のお願い、無事登山を祈念して、お山へ向かいました。 瀬戸内海サーキットは、県道沿いとかで看板を見かけたりで、あることは知ってました。 サーキットコースを撮影するため、敷地の北奥にある道を入りましたが、その道は中之谷氏神神社の参道でした。 途中の採石工場付近では、ちょっと足踏み。 さらに走った奥地でまたサクラ、サクラ。 農園を過ぎたらいよいよ、林道。 なんだかんだで11時近くなってしまっていました。 |
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