土小屋から 2014
土小屋~1677mピーク | |||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪ | |||||||||||||||||||
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①では、登山口からいよいよお山歩スタートです。
その登山口脇の木陰に三角屋根の小屋があります。
営林署の小屋です、避難小屋ではないので、利用できません。
看板いっぱいの登山口。
地図も確認しておきましょう。
山頂まで4.6km。
ムリせず歩いて、往路2時間半が一般的なコースタイム。
土小屋ルートは急坂はちょびっと。
道は明瞭ですから、
よっぽど不注意じゃない限り、迷わず歩けます。
ちょくちょく、距離表示のある道標もあるので-
現在地確認もできますね。
②やがて出会う右に下る分岐は、国民宿舎へ降りる道。
国民宿舎はスカイラインの終点にあります。
山頂は当然、道なり、まっすぐね。
二の鎖元手前にある落石ゾーンを注意する看板。
分岐から間もなく、石鎚山看板の手前に、
よく気をつけてないと素通りしてしまう装置が設置してありました。
登山者数をカウントする装置で、左右ふたつのセンサーで、
お上りさん、お下りさん、
それぞれを数え分けることができます。
去年、成就側の表参道を登ったときに、同じ装置を見かけました。
③標高1637mの鶴ノ子ノ頭の東側を横切って行きます。
「石鎚山頂 3.6km」
森の切れ目から見える瓶ヶ森や東黒森。
右後ろを振り返ると、国民宿舎が見えました。
まだまだ木陰の道、木漏れ日が気持ちいい。
④丸太加工の木道は少しくたびれたところも。
特に路肩は腐った丸太もあるので、気をつけて。
保守用の丸太も準備してありました。
緩やかなアップダウンが繰り返されます。
谷を横切る場面はこの先、何度も現れます。
木道は整備されていますが、手すりはないので、
必ず、足下注意で、滑落防止に心がけましょう。
道の左右、ササが生い茂る斜面には、
原生林のような森にブナやナラの巨木がそびえています。
⑤左の鶴ノ子ノ頭の稜線が登山道に降りてくる辺り。
「← 土小屋 1.6km 石鎚山頂 3.0km →」
鶴ノ子ノ頭の稜線を見上げて。
空の迷路。
木道をゆるゆる登っていくと-
⑥陽光も眩しい、稜線に出ました。
ここ、「ベンチ1」には、その名の通り、ベンチもあるので、ひと休みして行きましょう。
「おねがい
自分のゴミは自分で持ち帰りましょう。
植物は手で取らず写真にとりましょう。
歩きながらのタバコはやめましょう。
この美しい自然を守るのはあなたです。」
「石鎚山頂 2.8km →
← 土小屋 1.8km」
木陰から望む、テーブルマウンテンみたいな石鎚山頂。
その上に浮かぶ真昼の月。
アップで撮ってみたら、クレーターも撮れた。
この木陰を出たら、
左下がりのササ原斜面をずんどこしょっと登る、
少し急な坂道になります。
水分補給も済んだら-
日向に飛び出しましょう。
登山道前半の一番大変な坂道です。
大股で急いで登っても後で足に来てしまいます。
小股でゆっくり歩くのが疲れないコツ。
結局は山頂に早く着けて、下山もスムーズです。
⑦西側は遮るもののない見晴らしポイントです。
眼下は面河の谷、目線の高さには、
愛媛・高知県境の山並みが幾重にも重なる四国の奥山。
山頂の電波塔まで見える中津明神山を始め、
スキー場跡のある大川嶺、天狗の森、源氏ヶ駄馬など、
四国カルストまでの山並みをアップ。
美川スキー場跡。
⑧「石鎚山頂 2.6km →」
足下にリンドウが咲いていました。
踏まれても踏まれても可憐な花を付けるリンドウは至る所に。
振り返って。
写真中央左、岩黒山の左を-
アップにしてみました。
夏なら直射日光で大汗かく坂道も、秋風で快適に登れました。
再び、瓶ヶ森を見ることができたんですが-
ついに雲が湧いてきました。
階段状の急坂を登りきると-
⑨なだらかな尾根上に出、
「ベンチ2」の休憩所が設けられています。
ちょこっと下り階段の後は-
また坂道をえんやこら。
⑩「ベンチ1」以降は、急坂があったり大変な部分だけど、
土小屋ルートで一番爽快な場所です。
高峰ならではの白骨林(立ち枯れた木)。
ササ原に降った雨は、面河川となり、
県境を越えると名を変えて仁淀川になって、
太平洋にたどり着きます。
再び、県境、四国カルストの山並みをアップで。
中津明神山山頂の観測ドームも見えました。
石灰岩採取で山頂部が消えた鳥形山。
最後の攻撃的な急坂階段。
多くの登山者が足を止める坂を登り切ると-
⑪1677m標高点のあるピークへ達し、
長かった急坂も終わりを告げます。
近づいた分、大きく見える石鎚山頂をほぼ正面に見て-
尾根を進むと、斜め右に、下る階段があります。
この階段から先は初雪の季節になるとすぐ凍り付くエリア。
でも、この季節は木陰が涼しい快適な道です。
ひとりごと | ||
仕事の関係上、平日しかお山に行く時間が割けないので、日曜日の石鎚登山は久しぶり。 前回の石鎚登山は表参道からでした。 |
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