北登山口~山頂 | ||||||||||||||||||||||
①②③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫ | ||||||||||||||||||||||
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①では、北登山口から山頂を目指します。
ガードレールに多数立てかけてあった善人杖をお借りしました。
竹柵を抜けて登山道へ。
林道くらいの道幅があります。
②このとき、もう夕方6時近かったので、夕闇迫って薄暗い道。
気づいたときには虫除けが汗で落ちてました。
撮影しようと立ち止まると、
腰に下げた蚊取り線香も恐れぬ吸血昆虫が襲来 (>_<)
お山歩や城跡巡りの際は、虫除け対策は必須、入念に、ですね。
道は右へカーブして行き、
やがて尾根と合流します
③広い道は尾根と出会ったところで終わり。
左にくぃっと向きを変えて尾根を上がります。
下山時、ここを曲がって帰るのを忘れないように。
④尾根を歩き始めてすぐ、
左に分かれ道のように見える段差がありました。
椎茸栽培などのために開墾された跡かも。
⑤もちっと登ると、また左に段差。
この先、尾根筋っぽく狭くなります。
⑥木立の中を、よく踏まれた踏み跡をたどり登ると-
⑦北側が少し開けた場所がありました。
今治市街がかすかに見え-
しまなみ海道の来島海峡大橋も望めました。
⑧山頂手前の白い地肌があらわになった小ピークへ。
山頂から北麓をのぞき込んだとき、
ブルーシートで覆われた場所が目に入ったんですが、
この場所がそうだったみたい。
土嚢で飛散を防いでるシートの下には、
どんな遺構が眠ってるんだろう。
永納山城の遺構は多年にわたる調査で、
2.5kmにも及ぶ長大な城壁が築かれていたことがあきらかになりました。
発掘調査報告書は数冊、刊行されています。
永納山城がテーマの書籍も複数出版されています。
県立図書館の蔵書検索で「永納山」検索すると37冊もヒットします。
せっかく発見された遺構を見たい人は少なくないと思うんですが、
手軽に見学できる段階には至っていません。
せめて、お隣の世田・笠松山を見習って、
現在の登山道を遊歩道化してもらい-
この眺めだけでも、手軽に楽しめるようになるといいんだけど(駐車場も整備してね)。
さて、山頂へ。
日が沈んじゃう前に…。
⑨小ピークと山頂との鞍部。
山頂は指呼の距離。
ここから点点とある境界石と一緒に-
山道を登っていきます。
⑩えっちら…。
おっちら… (^^;)
⑪さくさくと山頂に到着しました!
山頂側から見た降り口。
帰り、間違わないでね。
おまけ。
⑫今治方面から帰宅すべく、
国道を北上。
今治湯ノ浦ICの手前にある-
道の駅「今治湯ノ浦温泉」に寄り道しました。
トイレと本館の間にあるモニュメントですが-
待ってると、もやや~っと湯気が上がります (^O^)
本館の端っこには、温泉スタンド。
湯ノ浦温泉のお湯を持ち帰れます。
料金は、100円で100リットル!
軽トラに大型タンクを積んで、買いに来ませんか (^^;)
ひとりごと | ||
永納山城跡についてです。 城跡は、史跡名勝天然記念物となっています。 昭和52年(1977)の山林火災で、隣の笠松山の山火事みたいに丸焼けになりました。 永納山と医王山の二つからなる永納山城は、東西約470m、南北約720m。 古代山城は、松山城のような中世城跡にみられる高い石垣や天守閣は存在しません。 史跡名勝天然記念物に指定されたのは、平成17年(2005)。 国の史跡にはなりましたが、調査発掘は継続中。 さて、北登山口からのお山歩ですが、南口からに比べたら、あっという間の山頂でした。 複数のクルマで移動ができるなら、笠松山から世田山へ縦走して世田薬師へ。 最後に。 永納山にはセミが結構いて、ビビらされました (^^;) それから、登山道はさらさらの真砂土のせいで、下山時、よく滑りました。 それと、登山道には時々、けもの道のような分岐が現れます。 歩き回らないように、と云えば、ブルーシートで覆われた発掘現場は無闇に歩き回らないようにお願いします。 |
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