地図、アクセスなど、お山に関する各種情報登山道・登山口登山ルートを多数の写真を使って詳細に解説ご感想はこちらのメールフォームからお願いします「お山へ行こう!」のトップページへ


柆野カヤマ林道終点~立烏帽子岳山頂
距離 約300m
標高差 約40m
林道・農道・私道
徒歩
下記写真の場所

林道沿いの秋葉山登山口に戻ったら、
次は林道終点目指して歩きます。



轍はありますが、最近、クルマが来た跡はありません。
ススキも元気です、トゲトゲのイバラも混ざっています。
顔をひっかかれないよう、気をつけて。

ガードレール越しに見えたパノラマ。

橋を連ねて東峰の急斜面をパスして行く松山自動車道。

ここから見えるのは、秦皇山より北の山並み。
(写真左から)頭だけ見えてる障子山、ザイモク山(仮)、階上山、桂ヶ森、秦皇山。




日の差さない林道をとぼとぼ歩き、林道の終点までたどり着きました。
起点からずっと歩いてきたら、1時間くらいはかかっちゃうかなぁ。
写真中央、林道の終わったところから、奥の左斜めに下っている尾根に向かってく、けもの道のような踏み跡があります。
これを入っていきますが-

その前に。
人気の無い林道奥に付き物、いや、憑き物みたいな不法投棄… (-_-;)
肥料の袋も顔を出していました(農家さんの仕業!?)。
お山のゴミに何度か出会ってきた経験則からですが、
地元の人が捨てた可能性が高い不法投棄って多いんです。

では、お山へ。
小径に入ります。
あまり人が来ないせいか、奥に行くにつれ、
小径はけもの道に変わり、すぐに不明瞭に。
以前は、秋葉山へ向かう道(右上へ)がしっかりあったのですが、
手前に登山口ができてから、誰も来なくなったみたい。
秋葉山と反対方向(左下)へ向かう立烏帽子岳にも、
三角点ハンター以外、あまり立ち寄らないせいもあって、
道は下草の勢いに負け気味になってるようです。

帰り、この道を見つけられないと困ったことになるので、
周囲をよく観察して地形など、ヒントを記憶しながら歩きます。



目印になりそうな倒木をまたぎます。
頭上にも別の倒木。
頭をぶつけないよう、そろりと越えて-




秋葉山から立烏帽子岳に繋がる尾根に出ました。
昔は尾根に出たら海の気配がしたんですが、
空も曇ってるし、海風だけが木立をすり抜けてきてました。

以前あった秋葉山方面に向かう上り坂の道は、
雑木に埋もれてしまったのか、見当たりませんでした。

立烏帽子岳へは尾根を下ります。
帰りに迷わないよう、赤テープを巻きました。

尾根をたどり下り始めは木が混んでいるので歩きづらいですが-



やがて植林帯となり、立烏帽子岳との鞍部が近づくとさらに歩きやすくなりました。



鞍部に降りきり、ここから山頂目指しての登り再開。
でも、ちゃんとした道はありません、歩きやすい場所をまっすぐ登ります。

下草があまりないので、登りやすいですが、一部、おじゃまな灌木もあります。
なるべく、進路が大きくずれないよう最小限に除けたら、すぐ、進路に復帰。
こういう、ちょっと右や左に除けたことがきっかけで、道迷いになることがあるんですよね。
進路にちゃんと戻ったつもりが、自分の感覚以上にズレていて、小さなミスが後々、百m単位のズレに発展していく…。
特に下山時は方角のズレが命取りになる場合がありますから、道のないお山では進路を保つことに苦心します。




まっすぐ登っていたら、尾根が肩のようになってる、畳1畳ほどの平らな部分に乗りました。
ここは立烏帽子岳の西尾根が、秋葉山山頂に繋がる尾根と分岐する場所です。
立烏帽子岳山頂は写真左へ登ります。
※下山時、ここで右折しなければ林道に戻れません、まっすぐ下っちゃダメダメ。
常に注意しながら下山して下さい、なんなら、赤テープなどの目印を残しておくのもいいかも。

肩から山頂まではすぐです。
尾根を直登、わっせ、わっせ。



山頂の西端に着きました。
三角点は、楕円形した山頂の反対側、東側の方にあります。

こんもりな山頂に上がり、振り返ると-

さっき登った秋葉山が見えました。
秋葉山山頂は向かって左のピークです。

山頂をアップ。
祠のある場所は左の肩の部分です。

祠のある場所をアップ。

三角点のある場所を目指し、奥へ。
真ん中は木が混んでいて歩きづらいため、写真左の大木の左側に-

歩きやすい空間を見つけました。
夏でもここなら歩けるかも。



楕円形をしている山頂の東側の端、枯れ葉で茶色に染まった地面から三角点は顔を出していました。

いま来た方を振り返って。

ひょっこり顔を出してる三角点。

「一の宮」四等三角点、標高は、536.19mです。

木が混んでいて見晴らしは良くありません。

黒岩岳のシルエット。

秦皇山山頂のアンテナ群。

中山の長沢地区辺り。



立烏帽子岳は東峰や松山自動車道の方から見ると、ぽこっと突出して見えるピークです。
地図上では秋葉山同様、無名峰なので、訪れる人は少ないようですが、三角点ハントにわざわざ脚を伸ばす人はいるようです。
でも、立烏帽子岳という山名はほとんど知られていません。
郷土資料にちらっと出てくるだけですから、しょうがないでしょう。
南からこのお山を見ると、せり上がった山容が、昔、お公家さんが被っていた烏帽子に似ていることから名付けられたと思われます。
 烏帽子はこれ。
 おじゃる丸が被っているのも烏帽子。
日本中に烏帽子岳(山)や烏帽子岩と呼ばれているお山や岩が存在しますが、いずれも屹立した(高くそびえた)姿をしています。
ちなみに、立烏帽子は、烏帽子の中では最も格式が高いものです。
現代でも神社の神主さんは神事の際に烏帽子を被りますね。

さて、秋葉山から林道に降り立ち、林道終点まで歩く間、西日が差さない山の陰は、ひっそりとして寂しいくらいでした。
松山自動車道からの騒音が風に乗って聞こえてくるぐらい。
エサを探す野バトの、枯れ葉をガサガサさせる音がオーバーに聞こえて驚いたりしながら、とぼとぼ歩いて行きました。
林道終点は、以前来たときと同じでしたが、そこから分け入れる小径の雰囲気は変わっていました。
前はもっと明るくて、土が見えるくらい、踏み跡がしっかりついていました。
いかにも登山道っぽかったので、途中まで登ったりしたんですが、いまはもう、うっすらで、ホントにけもの道みたいになってて、そのうち、消えちゃいそう。
終点から山頂までは、大きな障害も無く、行けました。
帰りも、充分、気をつけて下ったので、大きく間違えること無く、ちゃんと林道に復帰できました。

林道終点からの帰り道ですが、やっぱり遠く感じました。
途中、明神山にも寄りたかったんだけど、日はどんどん傾いていくし、山頂往復に1時間もかけてたら、夕闇ん中を帰らなきゃならなくなりそうだったから、ちゃっちゃとあきらめました。
スクーターのところに戻るまで、25分くらいかかりました。
前みたいに登山口まで、林道終点まで、スクーターで行けてたら、いろいろなことが楽だったろうなぁ。
起点から終点まで、やっぱり、1時間はかかるよなぁ。
林道中の落石が片付けられる日は、次に森林の伐採作業が行われるときまで、当分来ないだろうなぁ。
スクーターを駐めた路肩の崩落は簡単には直せない規模だし、この先、どんどん崩れて、道が分断されるまで行き着いちゃう可能性も…。
いずれにしろ、マイカー登山の方は、林道起点に駐車して後は歩き、がいまは必須です。
明神山や秋葉山の登山口は林道起点からそれなりに距離があるので、余裕を持ってお出かけ下さい。

ブログパーツ
inserted by FC2 system