八堂山へ行こう!
お山について登山口・ルート登ってみよう!メールホームへ
市民の森
距離 約1.7km
標高差 約180m
国道・県道
一般道
徒歩
下記写真の場所
距離 約1.7km
標高差 約180m
国道・県道
一般道
徒歩
下記写真の場所

さて、今度は車道のアクセス・ルートです。
国道11号線の加茂川橋からリスタート、東へ1kmちょっと走った-



ここ、小川交差点の南側には-

日帰り入浴施設の天然温泉「武丈の湯」。
お山歩帰りに汗を流して帰るのに最適な場所にあります。
そう云えば、ここ以外にも西条市内には温泉がたくさんありますね (^_^)

小川交差点からさらに東へ650mくらい進んだ-



  

信号丁字路が、お山に通じてる市道の入口です。
「市民の森、考古歴史館→」の案内に従って右折します。

公園へのアクセス路として整備された感のある道です。

「市道 福武沢線」だそうです。



  

お山に向かって行きます。

八堂山をアップで。
展望台を兼ねた考古歴史館や、
山頂南にあった2本の送電鉄塔も見えてます。



伊曽の橋、武丈公園から、王至森寺に向かう四国のみちと、
大きな木の所で交差します。

「← 王至森寺 1.3km 武丈公園 1.1km」



  

逆Y字路のところは、右に金剛院、左は賀茂神社。

賀茂神社の脇を上って行きます。



松山自動車道の高架をくぐると-



公園としての「市民の森」の入口、ゲートがあります。

  

「市民の森案内図」の隣に、自転車乗入禁止ってありました。
ゲートは、夜9時or10時に閉まるので、夜景見物はほどほどに。

公園に入った途端、斜度がアップ。
ジグザグしながら高度を稼ぎます。



左に曲がるところには、真下に、
松山自動車道の八堂山トンネル出口があります。
公園のこの坂道には春、サクラが満開になるので、
高速を走っていて、気になってた場所でした。
やっと来られたよ。



カーブを抜けたところの右斜面は「梅林園」。

梅林への入口、そこにある看板は-

ウメの木に近づきすぎると根が傷むよ、お願いでした。



右カーブには、この道の終点にある冒険広場への徒歩道入口がありましたが-

ネットで通せんぼされてるので、いまは通行禁止みたい。



第1駐車場、トイレや自販機もあります。
この道を運動がてら、歩いて登り下りしてる人も結構見かけました。
ちょうどいい小休止ポイントです。

  

ゲートのとはちょっと違う「市民の森案内図」。



第1駐車場のすぐ上にあるのが-

「県木の森」。

47都道府県の県の木が植わってるそうです。

「県木の森」を越えたところのくねくねカーブから、
考古歴史館がやっと現れてくれました。



考古歴史館に到着しました。
写真の場所は、迂回路からへの裏道入口。

考古歴史館については、後ほど。

車道をさらに進むと-



車道の終点です、クルマでは山頂まで行けません。
標高は150m足らずです。

山頂へは、終点の駐車場手前に登り口があります。

頂上まで130m、高度差は50mほどです。

  

終点の先は「冒険広場」という、
アスレチック施設になっています。

冒険広場は下に向かって広がっていて、
管理事務所も階段で降りたところにあります。

ささ、お約束の考古歴史館です、3階建てです。

入口です。

北側の植栽んとこに復元された石棺があります。
写真奥に見える天神山で発掘されたものです。

入館料は、無料です。
開館時間は、午前9時から午後5時まで。
主な休館日は、月曜日、
図書館とかと一緒ですね。
3階はベランダにある望遠鏡が有料で、
立ち入るのは別にお金はいりません。

入館は無料ですが、
受付で入館者カードって紙への記入が必要です。
名前書いたり、○するだけです。
1階には図書室があるくらいです。
上には階段でもいいし、エレベーターも使えます。

2階です、時計回りに展示物が配してあります。
考古学入門コーナー、八堂山遺跡出土コーナー、
生活様式模型コーナー、体験学習コーナーの順です。

重要展示物は、ほぼ、この2階にあります。
八堂山山頂の遺跡の他、西条市内の遺跡・遺物について学べます。

最後のコーナーは-

弥生時代を再現した生活様式模型コーナー。
昼と夕方の明るさを変化させられる照明ボタンを押すと、
音声ガイドが流れます。

出口側から見て。

リアルすぎない人型です。

火おこし体験できます、でも、ホントに火を付けちゃダメよ。

3階は、映像コーナー、西条市出土品展示コーナー、
展望コーナーとなっています。

この、映像コーナーもですが-

西条市出土品展示コーナーも、
外部の人の展示スペースとしても活用されてるようです。

海や西条市街地に向かってるフロアは展望コーナーで、大きな立体地図が置いてあります。

ボタンを押すとランプが付く、よくあるやつです。

2階のベランダも外に出られますが、
やっぱり、3階の方が見晴らし抜群です。

少しだけ拡大、海が見えなかったのは残念。

西条平野東部の下島山山地、
写真左の方は、遺跡も発掘されてる天神山丘陵のアップ。

ひとりごと

考古歴史館は、ずっと昔から気になっていました。
なんの建物か、分からなかった頃は、お寺とか民間の宗教施設かなって思ってました。
僕のまわりでも正体を知ってる人はひとりもいませんでした。
屋根の具合は、千木の乗った神社のようだけど、拝殿にしては背が高いし…?
ちょっと見ない姿の建物を、クルマの車窓から一瞬、見るだけだったりするから、ハテナが募っていきました。
で、いよいよ気になって調べたら、謎はあっさり氷解しました。

市民の森の道も、松山自動車道を走る度、車窓から見てたので、気になってました。
春にはサクラ、秋は紅葉、季節のあるこの道が、あの不思議な建物に通じてるんだろうか?
だったら、行ってみたいな、と、八堂山トンネルの中で何度も思っていました。
(八堂山トンネルの市之川側の出口付近も、実は前々から気になっていました。)

登山道でのお山歩の後、国道11号線に一旦出てから市道へ入りました。
武丈公園から続く四国のみちをたどって山裾を行った方が近いんだけど、紹介しづらいので、国道からにしました。
市民の森のゲートの手前、加茂神社と金剛院がありますが、金剛院は元元、加茂神社の別当寺(神社を管理するお寺)でした。
お山に七堂伽藍を建立、のちに1堂加えて8堂になったことから、八堂山という山名の由来になったそうです。

山上への車道は傾斜がまぁまぁ強めです。
それがいいのか、ウォーキングしてる人が何人もいました。
日傘を差して、サングラス、長袖、紫外線対策ばっちりして歩いてる人も。

武丈からの登山道では誰にも会いませんでしたが、考古歴史館に行くと駐車場にクルマが数台。
ベランダから写真を撮ってる人の姿もありました。
とにかく、見晴らしがいいので、展望だけを楽しみに来る人も少なくないようです。
八堂山山頂で弥生時代の遺跡が発見されたのがきっかけで、平成3年5月に建てられました。
八堂山遺跡の出土品を中心に展示が行われています。
主な展示スペースは2階部分だけなので、少し物足りない気もしますけど。
松山の考古館だって常設展示は1階だけなので、似たようなものですが。
(松山は大人100円、無料じゃないけどね。)
考古歴史館の入館は無料ですが、受付前の机に置いてあるカード(紙)にちょこっと記入が必要です。
ホントにちょこっとです。
あとは自由に観覧を、です。
ベランダからの眺めは素晴らしいです。
あ、裏側(山側)に非常階段みたいな外階段があります。
「開館中は通れません」みたいなことを書いた看板で規制してありました。
と云うことは、閉館中は、外階段を使ってベランダに行ってもいいのかな?

車道終点の冒険広場は、ターザンロープとかローラー滑りとか、子供にはうれしい楽しい場所でしょうね。
僕は疲れてたので冒険しなかったけど。
駐車場を少し戻ったところに、山頂への遊歩道がありました。
そこから登るのも、考古歴史館から登るのも、どちらも高度差は50mほど、そんなに変わりません。
30分も歩きたくない、ちゃちゃっと山頂に立ちたいお方はどうぞ。

と云うわけで、八堂山のお山歩終了です。
帰りは、少し遠回りですが、最近お気に入りの今治の温泉まで足を伸ばし、度の疲れを落として帰りました。
温泉と云えば、上でも書きましたが、気がつけば、西条は温泉天国です。
あっちの温泉、こっちの温泉と、お山歩ごとにお湯を変えて楽しむのも面白いかもしれませんね。
石鎚ハイウェイオアシスのこまつ椿温泉は露天風呂からの展望抜群だし、湯之谷温泉は最近、リニューアル。
僕もこの頃は、お風呂道具と着替えをスクーターに積んで走ってます (^_^)

ブログパーツ
     
inserted by FC2 system